更新日: 2018/11/14
撮影:奥 陽子 文:つくりら編集部
マカベアリスさんのワークショップが行われたのは、大きな窓から光が燦々と降り注ぐテラスのコーナー。マカベさんお手製のテトラのピンクッションと刺繍枠がきちんと並び、お客様をお迎えする準備が整いました。
こちらのワークショップでつくるのは、小さな草花のブローチ。土台布のリネンはブラウンかグリーン、どちらか好きなほうを選んでの制作です。ふっくらとした花びらの秘密は、ウール糸。アウトラインステッチでつなげた茎は25番の刺繍糸です。
土台布は図案を写し済み。刺繍枠にきっちりはめて、いよいよ刺繍のスタートです。
ウール糸で花びらから刺していきます。みなさんの前でデモンストレーション。
実際に刺しながら刺し方のコツを教えるマカベさん。針の刺す位置や抜く方向、刺繍枠の持ち方など、手芸本の解説を見ただけではわからない細やかな動作を間近で確認できるのも、ワークショップの魅力。「本は購入していましたが、なかなか自己流では分からない刺し方のコツがとても勉強になりました」と、参加した方からのご意見も。
みなさんへのお土産となったテトラのピンクッション、花刺繍はどれも違うデザイン。
こちらの花刺繍はブローチの花びらに似ていますね。
つくりら文化祭では、ワークショップだけでなく、マーケットにも作品を出品してくれたマカベさん。見てください、このバリエーション!
こちらはディスプレイ前のスナップショット。鳥と花の刺繍がほどこされた作品は、革紐をぐるっと巻いてとめるポーチ。巾着は連続刺繍。深い色のリネンにウール糸で刺されています。
マカベさんのワークショップレポートは、もうひとつの作品、「植物モチーフの数字サンプラー」へと続きます。
つくりら文化祭*ワークショップレポート01 | 刺繍作家・poritorieさんとカリグラファー・ヴェロニカさんのコラボレッスン。バラのブローチとギフトボックス。
つくりら文化祭*ワークショップレポート02 | 「加賀てまり」を指先サイズで再現! 寺島綾子さんの小さなてまりのチャーム。
つくりら文化祭*ワークショップレポート03 | ひと針ごとに花びらがふっくらと。poritorieさんのリボン刺繍「野の花がま口」。
つくりら文化祭*ワークショップレポート04 | 可憐な花もワイルドな植物も堪能!フラワーノリタケさんのツインボックス&ロングバスケットのアレンジメント。
つくりら文化祭*ワークショップレポート05 | 常緑樹のヒバが主役!ダイナックなアレンジは、パーティーのセンターピースとしても大活躍!
つくりら文化祭*ワークショップレポート06 | 花とカリグラフィーと美味しいお料理と。島野真希さん&前田有紀さんの世にも美しいボックスアレンジメント。
つくりら文化祭*ワークショップレポート07 | 人気カリグラファー、ヴェロニカ・ハリムさんに教わる、カリグラフィー+シーリングスタンプのカードづくり
つくりら文化祭*ワークショップレポート08 | カリグラフィーでテーブルコーディネート! パーティー気分を盛り上げるネームカードやメニューのつくり方
つくりら文化祭*ワークショップレポート09 | ウール糸でふっくらと、花刺繍。マカベアリスさんの「小さな草花のブローチ」
つくりら文化祭*ワークショップレポート10| ラッキーナンバーを刺す愉しみ。マカベアリスさんの「植物モチーフの数字サンプラー」