更新日: 2018/09/25
写真協力:HUTTE. 文:つくりら編集部
10月19日(金)、20日(土)に東京・二子玉川にて開催する「つくりら文化祭」。マーケットに出展するみなさんをご紹介します。
アンティークのような風合いを感じさせるHUTTE.さんの植物画。どこまでも繊細な線で植物の根っこまで描かれたその「絵」が、スタンプとして彫られたものだと知ったときの衝撃的な感動ーー。
「Plantsiro (プランツィロ)」という言葉で自身の世界観を表現しているHUTTE.さん。「Plantsiro (プランツィロ)とは、Plants 植物 + iro 千尋(ちいろ) を繋げた造語です。千尋には”きわめて深いこと”という意味合いがあります。植物の深い世界を彫るということでどう表現していくかを目標としています」
「本物を見るとエネルギーが違う」と、植物をスケッチするときは実物を見ながら描くそう。根っこまで描いた絵が多いのは、「根っこは植物の源。大地からすくっと出てくるものだから」。
HUTTE.さんのスタンプは、どれも1点もののため、なかなか入手するのが難しい垂涎の品なのですが、嬉しいことに、つくりら文化祭では、大小織りまぜて15個以上も新作スタンプがお目見えするそう。
こちらはラベルボックス。会場ではミニボトルに貼ったサンプルも並びます。
ポストカードやミニカードなどの紙もの、マスキングテープなども出品される予定で、紙もの好きさんは必見です。
季節に捕らわれず描きたい・彫りたいと感じた植物をstampにしました。HUTTE.の描く植物は黒インク一つでも表情がでるよう制作していますので、紙選びで変化をつけても楽しいです。手彫りだからこその植物の表情も見ていただけたら嬉しいです。
HUTTE.
Plantsiroの世界観で、植物画のスタンプをデザイン・制作。著書『ボタニカル図案集』(ブティック社)
ホームページ:http://huttestamp.petit.cc/
インスタグラム:@huttestamp