更新日: 2021/02/09
寒いながらも日足が伸びてきました。空気の乾燥や花粉症に悩まされ、喉に違和感を覚えることもあります。そんなときに一粒、手作りのハーブドロップを。思いのほか、手軽に作れるレシピをご紹介します。
制作・文:猪飼牧子 撮影:清水美由紀 文・つくりら編集部
香りのよいハーブドロップは季節の変わり目に大活躍。
作り方は、
【1】濃いめのハーブティー60~70㎖に水飴40g、グラニュー糖70gを入れて煮込む。
【2】飴色になったらシリコンシートに出し、伸ばしてたたみ、艶が出たら温かいうちに切って完成。
喉の違和感にはセージやタイム、風邪にはエキナセアやエルダーフラワーを。ハイビスカスを使うと美しい赤い飴ができます。
この時季の寒暖差により、肌荒れが気になる場合は、敏感肌や荒れた肌の修復に向いているのがカレンデュラの侵出油とバームもおすすめです。
*ハーブの効用と使用上の注意は『二十四節気 暦のレシピ』巻末のP.214~220を参照してください。
*飴が熱いのでやけどしないようにお気をつけください。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『二十四節気 暦のレシピ』
猪飼牧子・清水美由紀 著
古くから季節を表す言葉「二十四節気 七十二候」をテーマに、季節の移り変わりを花や植物で感じながら、ものづくりの楽しみを提案。
小さな変化を繰り返しながら、季節とともに四季をたどっていく植物。その時季の植物をアレンジメントや料理やおやつに生かしたり、心と体を健やかするハーブやアロマを活用したり、ちょっとしたおもてなしの小物をつくったり。二十四節気を植物とものづくりで体感できるアイデアとレシピ120を紹介します。
NEROLIDOL(ネロリドール) 猪飼牧子
フラワーアレンジメントやエディブルフラワー(食用花)、アロマテラピー、ハーブなどの植物教室を開催する傍ら、季節の花束、オリジナルブレンドハーブティー、ドライフラワーやプリザーブドフラワーなど本物の植物を使用したアクセサリーの販売などを手がける。植物が姿を変えながらも、生活に寄り添ってくれている「植物のある暮らしと装いを」を伝えている。
ホームページ:http://nerolidol-flower.com
インスタグラム:@makiko_nerolidol/
清水美由紀
フォトグラファー。生活を感じる旅、暮らしのあれこれ、健やかな食&住が興味の対象。雑誌やWebなどで「LIFE(生活、暮らし、人生)」にまつわる写真を撮影。日本&世界を娘とふたりで旅しながら写真を撮って暮らしている。美しい日常の瞬間を切り取った透明感のある写真は、国内外問わず、多くのファンを魅了している。
ホームページ:https://miyukishimizu.format.com/
インスタグラム:@uriphoto