更新日: 2019/12/25
手軽に折れるポチ袋や、ケースなど、ふだん使いにも、ギフトボックスとしても重宝する実用折り紙のアイデアを『折り紙でつくる箱と袋もの』からご紹介します。
文:つくりら編集部 写真:天野憲仁(日本文芸社)
手軽に作れるタイプと特別な場面にも使える華やかなタイプの2種類の箸袋。着物に見立てた帯がポイントです。ちょっとした手仕事でおもてなしの気持ちを込めて。
かんたんに折れる2種類のポチ袋。飾り紙や帯に使う紙は、袋と対照的な色を意識して選ぶとかわいく仕上がります。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『折り紙でつくる箱と袋もの』
金杉登喜子・金杉優子・巽 照美共著
実用折り紙の中でも人気の高い、箱や袋などの「入れ物」の作品集。
ちょっとした小もの入れや贈り物に最適なギフトボックス、ポチ袋などの封筒ほか、日常生活に役立つ入れ物をたくさん紹介しています。表面加工をした丈夫な紙や、光沢のある紙などで折れば、既製品のようなケースもできます。
金杉登喜子
1936年生まれ。日本折紙協会師範。埼玉県文化団体連合会常任理事。折り紙の文化を伝承し、指導者を養成して地域に還元することを目的として、68年に埼玉県川口市にて「折り紙夢工房」を設立。ボランティアでの折り紙教室、折り紙イベントや作品展の開催、創作折り紙の研究など多方面で活動している。2018年、地域文化活動の振興の功績が認められ、「川口市文化賞」を受賞。著書に『飾って喜ばれる素敵な折り紙』(池田書店)、『暮らしと四季を優雅に楽しむ 実用おりがみ』(成美堂出版)などがある。
金杉優子
折り紙夢工房主宰。日本折紙協会武南支部長。折り紙教室での指導やイベント用作品の制作などを手がける。
巽 照美
日本折紙協会講師。日本折紙協会作品展への出品や、折り紙教室での指導など多方面で活躍中。