更新日: 2020/06/18
何千年もの間、ハーブは体臭予防や体の汚れを落とすのに利用されてきました。古代ローマ人はハーブを入浴剤にしていたそう。ハーブのエッセンシャルオイルを用いた、香りよい石けんのつくり方を『暮らしをたのしむハーブ手帳』よりご紹介します。
文:つくりら編集部
ハーブのエッセンシャルオイルを使うと、よい香りの石けんが簡単に作れます。強く香りを出すには、ローズマリー、ラベンダー、タイムなどのハーブがおすすめです。これらのエッセンシャルオイルは、香りが長く肌に残ります。
ラベンダーにはリラックスできて心が落ち着く効果があるといわれています。
<用意するもの>
ドライハーブ…小さじ2(またはフレッシュハーブ 大さじ2)
水…カップ1/4
エッセンシャルオイル…数滴
すりおろした純石けん…カップ2
ワックスペーパー…適量
ホウロウ製の浅い鍋
<作り方>
【1】鍋にハーブ、水を入れ、ふたをして沸とうさせないように10分ほど加熱する。
【2】石けんを加えて完全に溶かす。15分ほど冷まし、エッセンシャルオイルを入れて混ぜる。
【3】6等分にし、丸く成形する。ワックスペーパーの上で2日間乾燥させる。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『暮らしをたのしむハーブ手帳』
ウェルトン・オーウェン著
高浜真理子監修、堀口容子訳
世界のハーブをコンパクトに紹介。使い方のアイディア、薬効、使用できる部分、おすすめ料理、収穫時期、保存方法など、知りたい情報をしっかり、見やすくまとめました。コンパクトなので園芸店にもっていったり、野外で使うときにもポケットやバッグの中で邪魔になりません。正方形で女性でも持ちやすく、ページも開きやすくなっています。
ハーブのたのしみ方がひろがります。