更新日: 2020/05/27
ハーブビネガーがあれば、いつもの料理に香り豊かな風味を加えてくれます。フレッシュハーブがあれば簡単につくれるハーブビネガーのつくり方を『暮らしをたのしむハーブ手帳』よりご紹介します。
文:つくりら編集部
ハーブビネガーは、ソース、マリネ液など、ビネガーを使うほとんどのレシピに使えます。沸とう直前までビネガーをあたためてつくると、ハーブの芳香成分をより早く放出させることができます。あたためたビネガーを密閉びんに移してハーブを加えたら、手早く密閉しましょう。
ニンニクやチャイブは、バジル、ディル、タイムのような香りの強いハーブとよくあいます。パセリ、タイム、ローズマリーを同量ずつ混ぜると、独特の風味のビネガーになります。風味だけでなく彩りも豊かに、目まで楽しませてくれます。いろいろなハーブをブレンドして、自分だけのハーブビネガーをつくって楽しみましょう。
<材料>
フレッシュハーブ(よく水けを切ったもの、1種類あるいは数種類)…10〜20g
ビネガー…500㎖
<作り方>
びんにハーブを入れ、あたためたビネガーを注ぎ、常温で2週間おく。
*ハーブの葉脈や葉の付け根などに土や砂が隠れているかもしれません。ボウルに入れた水でやさしく振り洗いましょう。
*ハーブを漉し取ってから使います。約6か月保存可能です。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『暮らしをたのしむハーブ手帳』
ウェルトン・オーウェン著
高浜真理子監修、堀口容子訳
世界のハーブをコンパクトに紹介。使い方のアイディア、薬効、使用できる部分、おすすめ料理、収穫時期、保存方法など、知りたい情報をしっかり、見やすくまとめました。コンパクトなので園芸店にもっていったり、野外で使うときにもポケットやバッグの中で邪魔になりません。正方形で女性でも持ちやすく、ページも開きやすくなっています。
ハーブのたのしみ方がひろがります。