更新日: 2020/05/16
フレッシュハーブやドライハーブを使うと、手軽に風味づけでき料理の幅が広がります。その使い方のポイントを『暮らしをたのしむハーブ手帳』よりご紹介します。
文:つくりら編集部
ハーブは料理に最高のインスピレーションを与えてくれます。下ごしらえに使ったり、ソースやドレッシング、スパイスに混ぜたり、できた料理に添えてもよく、新しい味わいを感じさせてくれるでしょう。
まだフレッシュハーブを使ったことがないなら、手はじめにスクランブルエッグを作るたびに、違うドライハーブを少しプラスしてみましょう。味わいの違いが実感できます。
好みのハーブを見つけたら、いろいろな料理に組みあわせてみましょう。ただしメインの食材の自然な風味を引き立てるよう、ひかえめに使うのがポイントです。
ほとんどのハーブは調理の最後に加えます。ハーブの風味はわずかに熱を加えることで出ますが、30分以上火を通すと失われてしまうものもあるので気をつけましょう。
ハーブを切ったりきざんだりする前に、手でたたいたり、よくもんで香りを出しましょう。
よく料理に使われるハーブを何種類かブーケのように束ねたものが、ブーケガルニです。ブーケガルニと一緒に煮こんだスープやシチュー、ソースは、風味豊かに仕上がります。
ローズマリー、ローリエ、イタリアンパセリ、ニンニク、コショウなど、フレッシュまたはドライハーブを塩と組みあわせて、自分だけのハーブソルトを作るのもおすすめです。手軽に風味づけできて、塩分の摂取を抑えることもできます。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『暮らしをたのしむハーブ手帳』
ウェルトン・オーウェン著
高浜真理子監修、堀口容子訳