更新日: 2020/05/06
料理の風味を引き立てるハーブをキッチンで育ててみませんか?
おすすめのハーブを『暮らしをたのしむハーブ手帳』よりご紹介します。一年中新鮮なハーブに囲まれて、食卓を豊かに彩ることができるでしょう。
文:つくりら編集部
香り高いハーブは、料理にさらなる魅力を添えてくれます。料理で使うことを考えて、ハーブガーデンを作ってみてはどうでしょう。
おすすめはバジル、オレガノ、パセリ、ローズマリー、セージ、ミント、ローリエ、タイム、チャービル、チャイブ、コリアンダー、ディル、レモングラス、マジョラム、アンジェリカ、ボリジ、キャラウェイ、ニンニク、ショウガ、ラベージ、タラゴンなど。
バジルはトマトを使った料理にぴったりで、日当たりのよい窓辺におけば、鉢やプランターでもよく育ちます。
ローリエは煮こみ料理に、背の低いニラのように育つチャイブはジャガイモ料理やディップ、スープによく使われます。
ニンニクはどんな料理にもあいます。パセリやセージ、ミントも使い勝手がよいのでおすすめです。ミントはハーブティーにもなります。
とくに料理に人気のディル、チャイブ、コリアンダー、バジル、セージなどのハーブは、育てるのも簡単です。
料理用のハーブは寄せ植えにし、採りやすいようにキッチンの近くで育てると便利です。キッチンまわりを華やかにするだけでなく、すぐ使いたいときに重宝します。
薬用として使われてきたハーブには毒性をもつものもあるため、料理用、クラフト用と用途ごとに分けて育るとよいでしょう。
室内でハーブを元気に育てるには、毎日十分な光が必要で、日当たりのよい窓辺が理想的です。部屋に色どりと香りを添えてくれます。窓辺でも冷えこみが厳しかったり、すきま風が入ってくる場所はさけましょう。
室内栽培は水分調整がポイントです。室内では水分の蒸発は少ないものの、暖房を使用すると蒸発が多くなります。ただし水をやりすぎないようにしましょう。カビが原因の病気になりやすく、根に酸素がいかなくなってしまいます。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『暮らしをたのしむハーブ手帳』
ウェルトン・オーウェン著
高浜真理子監修、堀口容子訳
世界のハーブをコンパクトに紹介。使い方のアイディア、薬効、使用できる部分、おすすめ料理、収穫時期、保存方法など、知りたい情報をしっかり、見やすくまとめました。コンパクトなので園芸店にもっていったり、野外で使うときにもポケットやバッグの中で邪魔になりません。正方形で女性でも持ちやすく、ページも開きやすくなっています。
ハーブのたのしみ方がひろがります。