更新日: 2020/05/01
ポプリやハーブティー、料理の引き立て役としてだけでなくさまざまなシーンで暮らしを彩るハーブ。今月はその使い方のアイデアを『暮らしをたのしむハーブ手帳』よりご紹介します。
文:つくりら編集部
ハーブとは、一般的に香りのある草のこと。薬草として使われるものや、料理の味つけ、防腐、染料に使うものなど、生活の中に役立つものを広くハーブと呼ぶこともあります。使用する目的によって葉、茎、花、種を活用します。
人類はいにしえより何千年もの間、ハーブを育ててきました。生活にかかせないものとして、食べものの風味づけや保存、防臭、防虫、殺菌、薬に、そして宗教的な儀式にと幅広い用途のもと活用してきました。
現代でも料理やお菓子、ハーブティーはもちろん、キャンドルや石けん、ポプリやサシェなど、健康や美容、リラクゼーションのクラフトアイテムに使われています。ハーブを育てて多くの恵みを得る喜びを知れば、日々の暮らしが一層楽しくなるでしょう。
香りや油分の豊かな葉、花、果実、そして茎や種。「料理に使う」「美しい飾りにする」「布を染める」など、栽培したハーブはさまざまな使い方ができます。いつでも使えるように身近な場所で育ててみましょう。
乾燥させたハーブを家で保存しておくと、料理やクラフトなどに重宝します。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『暮らしをたのしむハーブ手帳』
ウェルトン・オーウェン著
高浜真理子監修、堀口容子訳
世界のハーブをコンパクトに紹介。使い方のアイディア、薬効、使用できる部分、おすすめ料理、収穫時期、保存方法など、知りたい情報をしっかり、見やすくまとめました。コンパクトなので園芸店にもっていったり、野外で使うときにもポケットやバッグの中で邪魔になりません。正方形で女性でも持ちやすく、ページも開きやすくなっています。
ハーブのたのしみ方がひろがります。