更新日: 2020/06/05
トマトの美味しい季節になりました!
旬の旨みを凝縮させたトマトジャムなら、その美味しさを長く楽しめます。パンにつけたり、調味料として使ったり。冷蔵庫にあると重宝します。
トマトジャムの作り方をシルバさんの著書「パンとジャムのオリジナルレシピ」よりご紹介します。
文:ロシャン・シルバ、つくりら編集部 撮影:清水美由紀
一年を通じてトマトは手に入りますが、旬を迎えるのは初夏。
おいしいトマトがたっぷり採れる季節にジャムにして保存しておきましょう。
レシピでは、皮も種も一緒に煮ていますが、なめらかなペースト状にしたいときは、でき上がってから裏ごしします。
<材料> 150mℓの保存瓶 2〜3個分
ミニトマト…500g(普通のトマトでもよい)
グラニュー糖…250g(トマトの重量の50%。普通のトマトの場合は60%)
レモン果汁…大さじ4(レモン1個分)
バニラフレーバー …小さじ2
<作り方>
【1】トマトは水で洗い、汚れを取り、ヘタを取り除く。
【2】鍋に1とグラニュー糖を入れ、強火にかける。
焦げつかないように木べらで鍋底から大きくかき混ぜながら煮る。沸騰してきたら中火にし、バニラフレーバーを入れる。
【3】沸騰したては小粒の泡だが、
大粒の泡になってきたらレモン果汁を入れ、火を止める。
【4】熱いうちに保存瓶に詰める。
なめらかなジャムを作りたいときはでき上がったジャムをゴムべらで裏ごしし、皮と種を取り除くとなめらかなジャムに。
[ このジャムを使ったレシピ ]
・ラグーソースのオープンサンドイッチ(p.67)
・スープひたひたパン(p.70)
・なすとトマトのファルシー(p.88)
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『La vie a la Campagne ジャムとパンのオリジナルレシピ』
ロシャン・シルバ著
ロシャン・シルバ
イタリア生まれ。スイスの高校で建築を学び、イタリアの大学で経営学を専攻。大学卒業後にテキスタイルメーカーに入社し、その後、独立。仕事を通じ多くの日本の人々とつながりができ、日本へ移住。鎌倉の古民家に出会い、最初のカフェ「La maison ancienne」を開く。以後、日本各地にカフェを併設したライフスタイルショップをオープン。アパレルブランドの「THE FACTORY」、雑貨ブランドの「Ambiente」も立ち上げ、自らデザインする。店舗の設計も多数手がける。衣食住まるごとデザインする天性のセンスに国内外問わず多くのファンを持つ。
La vie a la campagne(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)
「ヨーロッパの田舎のような、シンプルで穏やかな美しい暮らし」をコンセプトに、カフェを併設したライフスタイルショップ。1階がショップ、2階がカフェで、入り口には焼きたてのパンや焼き菓子、ジャムが並ぶ。ショップではオリジナルブランドの「THE FACTORY」の洋服や「Ambiente」のアロマグッズ、インテリアファブリック、ヨーロッパのアンティークの器などを扱っている。
東京都目黒区上目黒2-24-12
ホームページ:ho-http://lateliermaisoncampagne.com/
インスタグラム:@laviealacampagne_official