更新日: 2020/02/29
かぼちゃバターのやさしい甘みを感じるシルバさんのスコーン。焼きたてはもちろんですが、冷めてもサクッとおいしい。
思い出すとまた食べたくなります!休日のブランチにもおすすめです。
La vie a la Campagneのオーナー、ロシャン・シルバさんの著書『ジャムとパンのオリジナルレシピ』から、作り方をご紹介します。
文:ロシャン・シルバ つくりら編集部 撮影:清水美由紀
おいしいスコーンを作るには、卵と牛乳のバランスが大事。
卵は個体差があるので、牛乳と合わせた重量がレシピのグラム数になるようにしましょう。
<材料> 約 4cm 角 10個分
A 薄力粉 … 260g
ベーキングパウダー … 8g
塩 … 2g
砂糖 … 35g
バター … 110g
卵 … 1個分(60g)
牛乳 … 卵と合わせて110gにする
ジャム(かぼちゃバター)… 50g
<作り方>
【1】Aをすべて混ぜ、ボウルにふるい入れ、砂糖を加える。
【2】バターはスケッパーで細かく刻み、ボウルに加え、ポロポロになるまで指で細かくする。生地がかたまりになったら、打ち粉(分量外)をした台に置き、手のひらで丸めて、ラップに包んで冷蔵庫で2〜3時間寝かせる。
【3】計量カップに卵と牛乳を入れ、泡立て器でよく混ぜる。
【4】2のボウルにジャムを入れ、3を加えて指で混ぜる。生地がかたまりになったら、打ち粉(分量外)をした台に置き、手のひらで丸めて、ラップに包んで冷蔵庫で2〜3時間寝かせる。
【5】冷蔵庫から生地を取り出し、打ち粉(分量外)をした台に置く。手のひらで押しながら
細長く生地をのばしてととのえ、
スケッパーで10等分にする。
天板に置き、焼く前に表面を押さえる。
こうすることでふくらみ過ぎて割れやすくなるのが防げる。表面に溶き卵(分量外)を塗る。
【6】180°Cのオーブンに入れ、20分焼く。
[市販のジャムを使うなら…]
かぼちゃのピューレやペーストで代用可能。
お好みで砂糖とバターを加えてレシピ通りの分量にする。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『La vie a la Campagne ジャムとパンのオリジナルレシピ』
ロシャン・シルバ著
中目黒にあるカフェ「La vie a la Campagne」(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)。芸能人もお忍びで通う、知る人ぞ知るおしゃれな隠れ家カフェ。店頭で販売しているジャムは密かな人気の逸品。本書では、オーナーのロシャン・シルバさんオリジナルのジャムレシピを掲載。どうしても余りやすいジャムを調味料として使用するアイデアレシピや、ジャムとの相性が抜群なパンやデザートのレシピも紹介します。
ロシャン・シルバ
イタリア生まれ。スイスの高校で建築を学び、イタリアの大学で経営学を専攻。大学卒業後にテキスタイルメーカーに入社し、その後、独立。仕事を通じ多くの日本の人々とつながりができ、日本へ移住。鎌倉の古民家に出会い、最初のカフェ「La maison ancienne」を開く。以後、日本各地にカフェを併設したライフスタイルショップをオープン。アパレルブランドの「THE FACTORY」、雑貨ブランドの「Ambiente」も立ち上げ、自らデザインする。店舗の設計も多数手がける。衣食住まるごとデザインする天性のセンスに国内外問わず多くのファンを持つ。
La vie a la campagne(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)
「ヨーロッパの田舎のような、シンプルで穏やかな美しい暮らし」をコンセプトに、カフェを併設したライフスタイルショップ。1階がショップ、2階がカフェで、入り口には焼きたてのパンや焼き菓子、ジャムが並ぶ。ショップではオリジナルブランドの「THE FACTORY」の洋服や「Ambiente」のアロマグッズ、インテリアファブリック、ヨーロッパのアンティークの器などを扱っている。
東京都目黒区上目黒2-24-12
ホームページ:ho-http://lateliermaisoncampagne.com/
インスタグラム:@laviealacampagne_official