更新日: 2019/12/17
東京・中目黒のLa vie a la Campagneのオーナー、ロシャン・シルバさんの著書『ジャムとパンのオリジナルレシピ』から、お菓子にも料理にも使える「かぼちゃバター」のつくり方をご紹介します。
文:ロシャン・シルバ、つくりら編集部 撮影:清水美由紀
ほくほくした食感のかぼちゃですが、バターを加えてジャムにすると、とてもなめらかになります。このジャムでスープやリゾットを作ると、こっくりとした味わいに。
ハロウィンのお菓子作りや、パイやタルトのフィリングにもおすすめです。
<材料> 150mℓの保存瓶 4〜5個分
かぼちゃ…1/3個(正味350g)
グラニュー糖…210g(かぼちゃの重量の60%)
レモン果汁…小さじ1
無塩バター …40g
塩 …ひとつまみ
<作り方>
【1】かぼちゃはワタと皮を取り、ひとくちサイズに切る。
【2】1を鍋に入れ、ひたひたの水と塩を加えて中火にかけてやわらかくなるまで煮る。
【3】煮上がったら水を軽く切り、木べらでつぶす。
【4】3にグラニュー糖、レモン果汁を加え、弱火にかけて1〜2分、なめらかになるまで混ぜる。
【5】バターを入れて強火にして、
全体に混ざったら火を止める。熱いうちに保存瓶に詰める。
[ このジャムを使ったレシピ ]
・クロスティーニ(p.60)
・かぼちゃバターのスープ(p.90)
・かぼちゃバターのリゾット(p.106)
・かぼちゃバターのスコーン(p.114)
・かぼちゃバターのスムージー(p.124)
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『La vie a la Campagne ジャムとパンのオリジナルレシピ』
ロシャン・シルバ著
中目黒にあるカフェ「La vie a la Campagne」(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)。芸能人もお忍びで通う、知る人ぞ知るおしゃれな隠れ家カフェ。店頭で販売しているジャムは密かな人気の逸品。本書では、オーナーのロシャン・シルバさんオリジナルのジャムレシピを掲載。どうしても余りやすいジャムを調味料として使用するアイデアレシピや、ジャムとの相性が抜群なパンやデザートのレシピも紹介します。
ロシャン・シルバ
イタリア生まれ。スイスの高校で建築を学び、イタリアの大学で経営学を専攻。大学卒業後にテキスタイルメーカーに入社し、その後、独立。仕事を通じ多くの日本の人々とつながりができ、日本へ移住。鎌倉の古民家に出会い、最初のカフェ「La maison ancienne」を開く。以後、日本各地にカフェを併設したライフスタイルショップをオープン。アパレルブランドの「THE FACTORY」、雑貨ブランドの「Ambiente」も立ち上げ、自らデザインする。店舗の設計も多数手がける。衣食住まるごとデザインする天性のセンスに国内外問わず多くのファンを持つ。
La vie a la campagne(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)
「ヨーロッパの田舎のような、シンプルで穏やかな美しい暮らし」をコンセプトに、カフェを併設したライフスタイルショップ。1階がショップ、2階がカフェで、入り口には焼きたてのパンや焼き菓子、ジャムが並ぶ。ショップではオリジナルブランドの「THE FACTORY」の洋服や「Ambiente」のアロマグッズ、インテリアファブリック、ヨーロッパのアンティークの器などを扱っている。
東京都目黒区上目黒2-24-12
ホームページ:ho-http://lateliermaisoncampagne.com/
インスタグラム:@laviealacampagne_official
ラ・ヴィ・ア・ラ・カンパーニュが提案する豊かな暮らし。『ジャムとパンのオリジナルレシピ』とTHE FACTORYに通じる思いとは?
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