更新日: 2019/12/06
東京・中目黒 La vie a la Campagneのオーナー、ロシャン・シルバさんの著書『ジャムとパンのオリジナルレシピ』から、ジャムを使った料理をご紹介します。
文:ロシャン・シルバ、つくりら編集部 撮影:清水美由紀
牛肉をビールで煮るとやわらかくなり、香りもよくなります。冬の寒い日におすすめの煮込み料理です。鍋のまま食卓にサーブしてアツアツをいただきましょう。
<材料> 2人分
牛肉(シチューまたはカレー用)…300g
玉ねぎ…1個
じゃがいも…2個
にんじん…中1本
A ビール…150mℓ
オリーブオイル…小さじ2
ジャム(りんごとクローブ)…大さじ4
小麦粉…50g
塩…小さじ
粗びきこしょう…小さじ
塩、こしょう…適量
サラダ油…大さじ3
【1】玉ねぎは薄くスライスする。じゃがいも、にんじんは皮をむき、乱切りにする。
【2】大きめのボウルにAを入れて混ぜ、1と牛肉を漬け込み、冷蔵庫に一晩寝かせる。
【3】2の中から牛肉だけ取り出し、塩と粗びきこしょうを混ぜた小麦粉をつける。鍋にサラダ油を入れて中火にかけ、牛肉を入れて両面に焼き色がつくまで炒める。
【4】鍋から牛肉を一度取り出す。1の玉ねぎの半分を鍋底に敷き詰め、その上に肉、ジャム、じゃがいもとにんじん、残りの玉ねぎを重ねて層にし、2の漬け液を注ぐ。
【5】弱火にして、1時間じっくり煮込む。途中、味見して、必要であれば塩こしょうする。火からおろし、ローズマリーの枝(分量外)を上にのせる。
[ 市販のジャムを使うなら… ]
りんご、いちじく、マーマレードなどのジャムが合う。クローブを数個加えるとスパイシーになって美味。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『La vie a la Campagne ジャムとパンのオリジナルレシピ』
ロシャン・シルバ著
中目黒にあるカフェ「La vie a la Campagne」(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)。芸能人もお忍びで通う、知る人ぞ知るおしゃれな隠れ家カフェ。店頭で販売しているジャムは密かな人気の逸品。本書では、オーナーのロシャン・シルバさんオリジナルのジャムレシピを掲載。どうしても余りやすいジャムを調味料として使用するアイデアレシピや、ジャムとの相性が抜群なパンやデザートのレシピも紹介します。
ロシャン・シルバ
イタリア生まれ。スイスの高校で建築を学び、イタリアの大学で経営学を専攻。大学卒業後にテキスタイルメーカーに入社し、その後、独立。仕事を通じ多くの日本の人々とつながりができ、日本へ移住。鎌倉の古民家に出会い、最初のカフェ「La maison ancienne」を開く。以後、日本各地にカフェを併設したライフスタイルショップをオープン。アパレルブランドの「THE FACTORY」、雑貨ブランドの「Ambiente」も立ち上げ、自らデザインする。店舗の設計も多数手がける。衣食住まるごとデザインする天性のセンスに国内外問わず多くのファンを持つ。
La vie a la campagne(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)
「ヨーロッパの田舎のような、シンプルで穏やかな美しい暮らし」をコンセプトに、カフェを併設したライフスタイルショップ。1階がショップ、2階がカフェで、入り口には焼きたてのパンや焼き菓子、ジャムが並ぶ。ショップではオリジナルブランドの「THE FACTORY」の洋服や「Ambiente」のアロマグッズ、インテリアファブリック、ヨーロッパのアンティークの器などを扱っている。
東京都目黒区上目黒2-24-12
ホームページ:ho-http://lateliermaisoncampagne.com/
インスタグラム:@laviealacampagne_official