更新日: 2019/11/22
東京・中目黒のLa vie a la Campagneのオーナー、ロシャン・シルバさんの著書『ジャムとパンのオリジナルレシピ』から、ジャムを使った料理をご紹介します。
文:ロシャン・シルバ、つくりら編集部 撮影:清水美由紀
おなじみの豚肉のしょうが焼きをロールキャベツに仕立てました。レモンの酸味としょうがの辛さが肉の味を引き立てます。ローズマリーの枝を添えて、おもてなし料理の一品にどうぞ。
<材料> 4人分
豚肉の薄切り…400g
キャベツ…4枚
玉ねぎ…1/4個
ジャム(レモンとしょうが)…大さじ2
パセリ(みじん切り)…適量
塩…少量
ローズマリー(生)…枝(ドライを使う場合は0.5g)
にんにく…1片
塩、こしょう…適量
サラダ油…大さじ2
<作り方>
【1】キャベツはゆでて、冷まし、芯を切り、平らにする。玉ねぎは粗みじん切りにする。
【2】器に玉ねぎ、ジャム、パセリを入れてよく混ぜる。
【3】キャベツに豚肉を2枚ずつ広げてのせ、その上に2を薄くのばす。塩をふり、ローズマリーをちらす。
端から巻き、ロールキャベツをつくる。煮くずれが気になる場合は、つまようじを刺してとめる。
【4】フライパンにサラダ油を熱し、包丁で軽くつぶしたにんにくを入れる。にんにくの香りが出てきたら、ロールキャベツを入れて中火で焼く。両面をしっかり焼いたら、ふたをして弱火にして5分蒸し焼きにする。
【5】皿に盛り、塩こしょうする。ローズマリーの枝(分量外)を添える。
[ 市販のジャムを使うなら… ]
レモンカードやレモンジャムにしょうが汁を混ぜてもよい。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『La vie a la Campagne ジャムとパンのオリジナルレシピ』
ロシャン・シルバ著
中目黒にあるカフェ「La vie a la Campagne」(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)。芸能人もお忍びで通う、知る人ぞ知るおしゃれな隠れ家カフェ。店頭で販売しているジャムは密かな人気の逸品。本書では、オーナーのロシャン・シルバさんオリジナルのジャムレシピを掲載。どうしても余りやすいジャムを調味料として使用するアイデアレシピや、ジャムとの相性が抜群なパンやデザートのレシピも紹介します。
ロシャン・シルバ
イタリア生まれ。スイスの高校で建築を学び、イタリアの大学で経営学を専攻。大学卒業後にテキスタイルメーカーに入社し、その後、独立。仕事を通じ多くの日本の人々とつながりができ、日本へ移住。鎌倉の古民家に出会い、最初のカフェ「La maison ancienne」を開く。以後、日本各地にカフェを併設したライフスタイルショップをオープン。アパレルブランドの「THE FACTORY」、雑貨ブランドの「Ambiente」も立ち上げ、自らデザインする。店舗の設計も多数手がける。衣食住まるごとデザインする天性のセンスに国内外問わず多くのファンを持つ。
La vie a la campagne(ラ・ヴィア・ラ・カンパーニュ)
「ヨーロッパの田舎のような、シンプルで穏やかな美しい暮らし」をコンセプトに、カフェを併設したライフスタイルショップ。1階がショップ、2階がカフェで、入り口には焼きたてのパンや焼き菓子、ジャムが並ぶ。ショップではオリジナルブランドの「THE FACTORY」の洋服や「Ambiente」のアロマグッズ、インテリアファブリック、ヨーロッパのアンティークの器などを扱っている。
東京都目黒区上目黒2-24-12
ホームページ:ho-http://lateliermaisoncampagne.com/
インスタグラム:@laviealacampagne_official