更新日: 2020/08/18
今年6月にオープンしたオンラインショップ、つくりらマーケット。第1弾としてお届け中の人気スタンプアーティスト、HUTTE.さんとつくりらのコラボレーション商品のレターセットとシール、ハンカチーフをご紹介します。別記事でご案内しているお出かけトートと巾着バッグもぜひご覧ください。
撮影&スタイリング:清水美由紀 文:つくりら編集部
今春、待望の書籍『手彫りスタンプで、アレンジをたのしむ植物図鑑 図案集』を出版した、人気スタンプアーティストのHUTTE.さん。その世界観を本だけでなく、暮らしのなかでも楽しんでもらえたら。そんな思いで共同開発したのが、HUTTE.×つくりらのコラボレーションアイテムです。
SNSやメールがあたりまえとなった今、手紙を書くことがいつのまにか日常から遠い存在に。「便せんと封筒」は、先人たちが考えた粋な道具なのに、もったいない。ならば、いっそ、“非日常のとっておき”として楽しんでみては、と思うのです。
慌ただしい毎日から抜け出して、ほっとひと息。自分をリセットしたひとときに、心静かに手紙をしたためる。なかなか会いに行けない両親や祖父母、独立した娘や息子、あるいはご無沙汰気味の友人や知人に。近況を伝える手書きのお手紙は、きっと相手にとっても「非日常」。郵便受けに届いた日は、ほっこりと幸せな気持ちに包まれることでしょう。
コラボレーションのレターセットは、そんな「非日常」の気分を盛り上げてくれる一品。マーガレットは、HUTTE.さんの著書『手彫りスタンプで、アレンジをたのしむ植物図鑑 図案集』の図案を箔押ししたもの。手彫りスタンプで押された繊細な図案を、一枚一枚、職人さんが手押しで加工する、古くからある特殊印刷技法を用いて再現しています。
便せんも封筒も、箔押し特有のツヤ感があり、見る角度によって表情の変化が楽しめます。なめらかにペンが走る書き心地のよい紙は、やさしい色合いの上質なコットンを使用。書いて嬉しい、受け取って嬉しいレターセットです。
少女時代に愛読していた雑誌には、付録でよくシールがついていました。教科書に貼ったり、ノートに貼ったり。嬉しくなって、そこらじゅうペタペタと飾り立てたものです。
そんな思い出のせいか、シールというと、女の子御用達の印象があったのですが、HUTTE.さんの繊細な植物図案を配したコラボレーションシールは、子どもっぽさはゼロ。大人の女性が、ここぞ、というときに大切に使いたくなるシールなのです。
丸いシールは、HUTTE.さんの著書『手彫りスタンプで、アレンジをたのしむ植物図鑑 図案集』から、パンジーやバラなど、特に人気の高い花々をセレクト。短冊に切った紙に一つ貼るだけで、お手製のブックマークに。
枠のシールは、贈り物のメッセージタグや収納ボックスの仕分けラベルにぴったり。上質紙のシールなので、色を塗ったり、文字を書いたりもできます。
シンプルな箱もシールでラベリングしたら、おしゃれなヴィンテージボックスの佇まいに。シールを貼ることで自分好みにパーソナライズする。それが大人の女性の“シールのたしなみ”なのです。
いい大人になってから、人生の先輩に「ハンカチは手を拭くだけのものではない」と言われ、ショックを受けたことがあります。幼い頃から「ハンカチとちり紙はセット」と教えられ、その用途は手を拭くことと鼻をかむことだった身としては、新天地を見る思いでした。
手を拭く以外の役割として、ハンカチがその存在感を大いに発揮するのが、旅先です。これも人生の先輩と旅行をしたときのこと。彼女は、部屋に着くや否や、枕元の小さなテーブルにハンカチをたたんで置き、その上に指輪や時計を置いたのです。テーブルに直でなく、そこに自分のエリアをつくった。まるで特等席をしつらえるように。
そんなさりげない彼女の習慣は、大人の女性そのものに思え、その日から真似するようになったのでした。
コラボレーションで制作したハンカチーフには、HUTTE.さんの著書『手彫りスタンプで、アレンジをたのしむ植物図鑑 図案集』から、バラモチーフのスタンプ図案をワンポイントであしらいました。こちらも職人さんが一つひとつ手作業のシルクスクリーン印刷で仕上げています。
レターセットやシールといった紙もの雑貨も、ハンカチーフも、日常を輝かせるスパイスのようなもの。みなさんの暮らしが、その「小さな素敵」でいっぱいになりますように。そんな願いをこめてコラボレーション商品を開発しました。
HUTTE.さんとつくりらのコラボ商品はまだまだあります。別記事でご案内しているお出かけトートと巾着バッグもぜひご覧ください。