草花の手仕事。「1KO・マカベアリス 2人展 -緑・黄・白-」 2020.6.5(Fri)-14(Sun) 東京
更新日： 2020/06/01
写真協力：もりのこと、マカベアリス 文：つくりら編集部
つくりらの連載「植物刺繍と季節のお話」が好評の刺繍作家・マカベアリスさんと、豚革を使って草花をつくっている1KO（イチコ）さんとの２人展が開かれます。会場は、東京・荻窪、木のものや手仕事のものなどを扱うお店、「もりのこと」です。
この２人展は「足元の世界をそっとすくい上げるような作品展」とのことで、「緑・白・黄」という色のテーマをゆるやかに設けているそう。つくりらの連載でマカベさんが「春は道草注意の季節」と綴っていたように、春先から初夏にかけて、小さな草花があっちでもこっちでも顔をのぞかせています。１KOさんやマカベさんが日々の散策で出会った植物が、果たしてどんな姿でお目見えするのか、楽しみです。
１KOさんの作品は、ナズナやシロツメグサ、ドクダミなど、この季節によく見かける植物をモチーフにしたブローチなど。緑・白・黄色のゆるやかなテーマの色の中から、新しい植物のコサージュもお届けできそうとのこと。
マカベさんの作品は、刺繍のパネルや小さなバッグなど。「初夏の爽やかさの中、瑞々しい植物の姿を感じていただけると嬉しいです」（マカベさん）
展示会初出品となるのが、木の額に入った作品。「この額は、『もりのこと』店主で木工作家のサノアイさん作です。サノさんのつくられる木工作品は、木と語らいながらつくられたような温かさと、素朴だけど洗練された美しさもあり、とても素敵です。中の作品はこの額ありきでつくりました」（マカベさん）
使う素材もアプローチも異なる２人の作家の作品が、「植物」という共通テーマのもと、ひとつ屋根の下に集います。「かねてよりこのおふたりの作品が集まる空間を見て見たかったのです」とは「もりのこと」店主、サノアイさんの言葉。果たしてどんなふうに響き合うのでしょうか。静かな植物愛に満ちた空間には、きっと穏やかでやさしい空気が流れるに違いありません。
1KO・マカベアリス 2人展 -緑・黄・白-
会期：2020.6.5(Fri)-14(Sun)
場所：もりのこと
東京都杉並区西荻北4-9-3
時間：12:00-18:00 ＊会期中は月・火・水曜休
もりのことのホームページ：https://morinokoto.stores.jp/
もりのことのインスタグラム：@morinokoto
マカベアリスさんのインスタグラム：＠alice_makabe
１KOさんのインスタグラム：@1ko_ichiko
【ご来店時のお願い】
・マスクの着用
・入口でのアルコール消毒
・店内の入場人数制限
・遠方からのご来店はご遠慮ください
その時の状況により、整理券発行や期日・時間なども変更の可能性があるとのことですので、最新情報は「もりのこと」やマカベさん、１KOさんのインスタグラムをご確認ください。
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