更新日: 2020/02/26
『Flower Noritake フラワーノリタケの花々』の著者、フラワーノリタケさんのワークショップのレポートです。前編1では、「球根カーニバル」のノリタケさんのデモンストレーションの様子をお伝えしました。前編2では、参加者のみなさんの制作風景と作品をご紹介します。
撮影:奥 陽子 取材・文:つくりら編集部 協力:foglinenwork
2月14日に行われたフラワーノリタケさんのワークショップ。この日につくった「球根カーニバル」は、春の花々と可愛らしい球根を使ったリースです。
ノリタケさんのデモンストレーションが終わると、いよいよみなさんの番。ミモザ、アジサイと挿し進めていきます。
大きなアジサイを小分けしたら大量に増え、どんどん挿していったら、あら、立派なアジサイのリースに。そんなひと幕に「アジサイ盛りすぎ。それでは“アジサイの園”! いちおう、今回は“球根カーニバル”ですから(笑)」と、ノリタケさんのジョークが飛び出し、会場を湧かせます。
これがガマズミ。落ち着いた赤紫の色がリースの差し色になる、ノリタケさんおすすめの花材です。
アジサイとミモザの間にガマズミを入れると表情がピリッと引き締まります。
ゼンマイはまっすぐ高く挿してアクセントに。
球根の挿し方を説明するノリタケさん。デモストレーションで見ていてもいざ自分の番となると迷うものです。
みなさんのリースができ上がると、つくりらワークショップ恒例の記念撮影の時間です。フラワーノリタケスタッフの横山さんがリースに添えているのは、カリグラファーのヴェロニカ・ハリムさんの書いた「Merci」カード。彩り豊かな花々に囲まれて、なんて素敵なんでしょう!
陽光が降り注ぐ明るい窓際にずらりとリースが並びました。「球根カーニバル」のパレード行進の始まりです。
あ、パレードを仕切っていたのは、ノリタケさんでしたか!
リースづくりを無事終えて、ほっとひと息のティータイム。ノリタケさんとおしゃべりできる楽しい時間です。
この日はバレンタインデーということで、Herriotさん特製のチョコレートをご用意。ライムガナッシュ入りちょうちょと、アールグレイガナッシュ入りローズチョコレートです。口のなかでとろりと溶けて、ふわっと広がる甘酸っぱい香り。力を出し切ったリースづくりをねぎらってくれるかのようでした。
午前中の「球根カーニバル」にご参加くださったみなさん、ありがとうございました。ノリタケさんのワークショップレポートは、後編「ガラスボトルの球根夫人」へと続きます。お楽しみに!
フラワーノリタケ 則武潤二
独特の世界観を放つ名古屋のフラワーショップ「flower Noritake」オーナー。ウエディングから会場の装花まで、幅広くアレンジメントを手がける。ダイナミックで独創的な作風に、国内外問わず多くのファンを持つ。定期的にフラワーアレンジメントのレッスンを行っている。2018年に初の著書『Flower Noritake フラワーノリタケの花々』を上梓。
ホームページ:http://www.flower-noritake.com
インスタグラム:@flowernoritake
foglinenwork
シンプルなデザインのキッチンリネンやベットリネン、ウエアなど日々の暮らしに寄り添うリネンアイテムを制作・販売するライフスタイルショップ。世界各地から集めたアクセサリーやインテリア雑貨も。
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