日々の暮らしにやすらぎを。「pause リース展 -静寂-」 2019.10.16(Wed)〜20(Sun) 東京

撮影:トキイロ(YOSHIHARA TOMOMI)  文:つくりら編集部

深まる秋、リースが恋しい季節が近づいてきました。暮らしに寄り添うとっておきのリースに会いに行きませんか?

「pause リース展ー静寂」を手がけるのは、つくりらで「植物と人をつなぐもの」を連載中のトキイロの友美さん。「pause」は、「花を通して日々の暮らしにひと休みできる時間」をテーマに、友美さんが手がける新ラインです。「pause(小休止)」という名のとおり、忙しい毎日だからこそ、ちょっと立ち止まってほしい。そんな願いが込められています。

輪っかの形に終わりがないことから、「永遠」を意味するともいわれるリース。「木々や草花の営みも終わることなく存在し、静寂へと誘ってくれます」と友美さんは言います。リースをつくるときは植物たちと向き合い、彼らの波長を感じながらひとつひとつ束ねていくのだそう。

リース展の会場は、東京・新富町の「さんのはち」。オーナー森田美絵さんの審美眼でセレクトされた古道具や雑貨が並ぶ心地よいお店です。会期中は友美さんのリースが一堂に会し、その数、なんと30〜40個!まさに癒しの空間!あふれ出すヒーリングパワーが銀座界隈まで届きそうな勢いです。

数多あるリース作品のなかから、いくつかご紹介しましょう。

こちらはユーカリのリース。「ユーカリをたくさん使い、お部屋に飾ったときにユーカリの香りに気がつき、ふと立ち止まる時間になればという思いでつくりました」。花材はユーカリのほか、ワックスフラワー、アスパラガス ペラ、リモニューム、ネズミモチ。

自然を感じるリースは、山中の深い緑の中をかき分けて咲く花や葉に絡まる実をイメージしてつくったそう。花材は、ピスタキア、ニゲラ、野ばらの実、クレマチス シード、ヒメヒゴダイ。

林檎のリースは、少しずつドライになっていく様子も愉しめます。

なんともいえない落ち着いた雰囲気が漂うリースは、「朝靄の中を木や水の匂いを感じながら歩いている。心が穏やかになるイメージ」。花材は、ドドナエア、スタービア、アスパラガス ペラ。

会期中、友美さんは基本的に毎日在店。「リースの実演をしながら、みなさまをお待ちしています!」

「pause リース展ー静寂」

期間:2019.10.16(Wed)〜20(Sun)
開催時間:13:00-18:30
場所: さんのはち
〒104-0041 東京都中央区新富2-4-9三新ビル3F
東京メトロ有楽町線・新富町3番出口目の前
東京メトロ日比谷線・築地駅4番出口より徒歩5分
https://3no8.jimdo.com/

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