更新日: 2019/01/22
昨年12月に開催したつくりら主催のワークショップ、deuxRさんの「ヤドリギのスワッグ」と「ウインターブルーリース」。レッスンに参加できなかった方々にも、deuxRさんのアレンジメントを楽しんでいただけたら・・・。そんな思いをdeuxRさんにお伝えして実現したのがこちら、つくりら初の誌上レッスンです。
撮影:清水美由紀 取材・文:つくりら編集部 協力:サラグレース
季節がめぐってくるたびにつくりたくなるリースやスワッグ。夢中でアレンジを仕上げた後に、決まってテーブルに散在するのが切り落としたあまり花材です。小さくカットしてしまった枝や葉っぱもアイデア次第で暮らしを彩る一品に早変わりします。シックなフラワーアレンジが人気のdeuxRさんに、あまり花材で束ねるミニスワッグのつくり方を教わりました。
材料 (スワッグの長さ:約25㎝)
・ヤドリギ:3本(長さ15〜20㎝くらいの小枝)
・ヒノキ:2本(長さ15〜20㎝くらいの小枝)
・黒のベルベットリボン:1㎝幅を35㎝くらい
・シーリングスタンプ:1個(直径約1.5㎝)
・フローラルワイヤー#26:1本
・フローラルテープ
つくり方
1. ヒノキは、枝元から5㎝くらいは葉を取り除いておく。
2. 2本のヒノキの枝を重ねて、ワイヤーで束ね、後ろ側で結び、フックをつくる。余分なワイヤーはカットする。
3. ヤドリギは、ヒノキの長さと高低差がつくように、バランスを見ながら切り揃える。
4. ヤドリギをワイヤーで束ねる。このときワイヤーは切らないでおく。
5. ヒノキの上にヤドリギを重ね、ヤドリギを束ねたワイヤーで、ヒノキも一緒に束ねる。
6. その上にフローラルテープを巻く。
7.フローラルテープを巻いた上にリボンをぐるりと巻き、結ばずにグルーガンで接着する。
8.シーリングスタンプをリボンの上にグルーガンで接着する。
9.でき上がり
ミニスワッグは、小さなウエルカムとして玄関やお部屋のドアに飾ったり、お菓子と一緒にプレートに盛って“おもてなしスイーツ”の演出にも活躍します。
今回のスワッグは、リボンやシーリングスタンプなどの小物づかいがポイント。シーリングスタンプはイニシャルのスタンプとゴールドのグルーがあれば、手軽につくれるおしゃれなデコレーションアイテムです。つくるときはクッキングシートを下に敷けばきれいに取り外せます。
deuxR(デュエール)
deuxR(デュエール)
渡部裕美(ワタナベユミ)。結婚、出産後、ドライフラワー、アートフラワーアレンジ制作の仕事に携わる。2011年よりナチュラルフラワーネットショップ「deuxR/デュエール」オープン。現在、ドライフラワーアレンジやリースなどを販売する傍ら、定期的にドライフラワー教室を開催。
ホームページ:http://www.deuxr2011.com/
インスタグラム:@deuxr
Sarah Grace (サラグレース)
フランスをはじめとするヨーロッパ各国のインテリア雑貨、食器、家具などを、フレンチスタイルをベースとした独特の世界観とともにご紹介。現在、オンラインショップのほか、青山本店、自由が丘店、大丸神戸店の実店舗を構える。
ホームページ:https://www.zakka-sara.com/
インスタグラム:@sarah_grace_interior