更新日: 2017/12/11
写真協力:ヒナタノオト 文:つくりら編集部
宮本佳緒里さんの作品展は、ご案内状をいただくたびに楽しみにしている展示会のひとつです。
何年か前に購入させていただいたのは小さなはんこ入れ。なんて呼べばいいのだろうと思うような、やさしい色の布がはぎ合わさったちいさな世界。それはまるで日本のお城の石垣みたいに、絶妙なバランスでピースとピースが寄り添い合っています。
師走の寒さをかいくぐり、郵便ポストに舞い込んだ一通のはがき。「宮本佳緒里 パッチワーク展 - あらたし つち -」の案内状です。
「古今東西、心に響く布をちくちくつなぎ、
がま口などを作り上げる宮本佳緒里さん。
京都府南山城村での新しい場所から、
ことのはじめの濃密な時間につながれた布の姿をご覧ください。」
案内状に書かれたメッセージから、今年もいろいろと布を集めたであろう宮本さんの活動を思い浮かべました。どんな布との出会いがあったのだろう、どんな色たちがつながったのだろうかと。
今回の展示では、パッチワークされたさまざまなサイズのがま口に加え、宮本さんご自身が、本の持ち運びに重宝しているという小袋なども出品されるそう。
宮本さんの在廊は、会期初日の15日(金)。
ご本人にお会いできたら、聞いてみたいな、今年の布のお話を。
期間: 2017.12.15(Fri)- 24(Sun) 12:00〜18:00 会期中 火曜、木曜休み|最終日は16:00まで
場所:ヒナタノオト
東京都中央区日本橋小舟町7-13 セントラルビル1階
問い合わせ先:tel: 03-5649-8048(ヒナタノオト)
https://hinata-note.jp