更新日: 2023/04/17
撮影・文:刺繍パパアトリエ鳥屋、撮影:天野憲仁(日本文芸社)、文:つくりら編
糸、針、布が揃ったら、つぎは刺したいデザインを決めてトレーシングペーパーに図案を写します。
刺繍をしたい位置に写した図案をのせて、紙と布が動かないように、まち針やマスキングテープで固定しましょう。さらに図案の下に、インク面が布に接するようにチャコペーパーを入れます。最後に図案をなぞっていきます。
すべてなぞり終えたら刺繍枠に布を張って、いよいよ刺繍のはじまりです。
刺繍糸は細い糸が6本撚り合わさってできている糸です。そこから使う本数を引き出して使います。使う本数によって見た目や仕上がりが変わってきますが、基本的には2~3本で縫うことが多いです。もし本数に迷ったら、2本どり3本どりで縫うと安心です。
束から糸を1本ずつ引き出したら、50cmくらいのところでカットしましょう。あまり長すぎると絡まりやすくなってしまうので、たくさん使うからといって長めに切るのはおすすめしません。
必要な本数を取ったら、糸をきれいに揃えてから針穴に糸を通します。糸を通すことが難しいようであれば、糸通しを使いましょう。
刺繍パパ アトリエ鳥屋
Instagram:@atelier_toya_embroidery
つくりら
Instagram:@tsukurira0714
Twitter:@tsukurira0714
刺繍パパ「アトリエ鳥屋(とや)Embroidery」
刺繍作家。キャラクターもの、ストーリーのある人物刺繍、ボタニカルなど幅広いジャンルを刺しており、きめ細やかで鮮やかな色合いのデザインが特徴的。男性ならではの目線で刺繍・手芸をSNSで精力的に発信。「刺繍パパ」の愛称で刺繍・手芸ファンに親しまれている。
Instagram:atelier_toya_embroidery
https://lit.link/toyapapa189