更新日: 2023/04/10
撮影・文:刺繍パパアトリエ鳥屋、撮影:天野憲仁(日本文芸社)、文:つくりら編集部
糸だけでなく布もさまざまな種類があるので、どれを選んでよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。布は糸の織り方や布目の粗さによって刺繍のしやすさが異なってきます。
そこで刺繍初心者さんが布を選ぶうえで、注目すべき点は “布の厚さ” です。布が厚すぎると針が通りにくいため、手を痛めたり、疲れやすくなったりすることがあります。一方で薄すぎると、布が伸びて縫い目が歪みやすくなってしまいます。初心者の方は、木綿や麻布、フェルトなど扱いやすい布からはじめましょう。
また伸縮性のある布も刺繍に向いていないので、布を選ぶときは実際に触ったり引っ張ったりして、選ぶのがよいでしょう。
刺繍枠は布をピンと張ってくれる道具で、バイアス布を枠に巻いておくと布がゆるみません。
刺繍枠を使わなくても刺繍をすることはできますが、布を固定し、よれを防ぎます。また刺繍枠を使うと、ステッチがよりきれいになるので、布、糸と同時に揃えておくとよいでしょう。
刺繍パパ アトリエ鳥屋
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刺繍パパ「アトリエ鳥屋(とや)Embroidery」
刺繍作家。キャラクターもの、ストーリーのある人物刺繍、ボタニカルなど幅広いジャンルを刺しており、きめ細やかで鮮やかな色合いのデザインが特徴的。男性ならではの目線で刺繍・手芸をSNSで精力的に発信。「刺繍パパ」の愛称で刺繍・手芸ファンに親しまれている。
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