更新日: 2022/03/29
伝統模様から創作模様まで、3人の作家によるこぎん刺しの図案集『連続模様で楽しむ はじめてのこぎん刺し』(日本文芸社 編)から、みずのよしえ(hitoharico)さんの作品を紹介します。ひとつでも、組み合わせでも、ひろがるデザインに、こぎん刺しの楽しさを実感できます。
デザイン・製作/みずのよしえ(hitoharico) 撮影:蜂巣文香 文・編:日本文芸社
「糸柱」と「糸流れ」を組み合わせた、木の実のような愛らしいモチーフ。横に並べたり、縦に並べたりと、アレンジもいろいろです。布目の大きさや糸の種類、配色によって、さまざまな表情が楽しめます。
▲左下からab、右上c
<材料>
a
布…ヘビーリネンオックス 茶色(9)
糸…オリムパス こぎん糸 生成り(731)/4本どり
b
布…ヘビーリネンオックス 紺(7)
糸…オリムパス こぎん糸 生成り(731)/4本どり
c
布…ケンセン コングレス こげ茶(61)
糸…オリムパス こぎん糸 生成り(731)/ 6 本どり
▲左上からde、左下からfg
<材料>
布…津軽工房社 こぎんドゥエル
糸…枝 オリムパス こぎん糸 こげ茶(778)/ 6 本どり
実 越前屋 マタルボン刺しゅう糸/各6 本どり
d 青(824)、e 水色(597)、f 赤(354)、g からし(782)
刺し方の詳細は、本書掲載のHow to stitchのページをご参照ください。
Instagram:@tsukurira0714
Twitter:@tsukurira0714
【書誌情報】
『連続模様で楽しむ はじめてのこぎん刺し』
日本文芸社 編
デザイン・製作 hanakogin、みずのよしえ(hitoharico)、金子 梢(promener avec) こぎん刺しの図案集です。
伝統模様を中心に、手軽に楽しめるものから刺しごたえたっぷりのものまで、こぎん刺しの連続模様を多数ご紹介。単独で刺してワンポイントに。配置を変えたり、連続で刺したり、模様を反転させたり。布と糸の組み合わせを替えたりするだけでひとつの図案が、いく通りにも楽しめます。
こぎん刺しの基礎もわかりやすく解説。基本のルールを理解することで、模様を組み合わせたり、連続で刺したりと、アレンジがしやすくなります。
さらに伝統模様から創作模様まで、3人の作家によるさまざまな図案を紹介します。仕立てを加えた、コースターやブローチなどのアレンジ作品も提案しています。これまでこぎん刺しを楽しんできた方にも、デザインの広がりを感じていただける一冊です。