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アイスランドの伝統柄「ロピーセーター」

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世界の伝統柄をドールサイズで楽しむ『世界の伝統柄を編むミニチュアニットコレクション』。それぞれの国や地域で受け継がれてきた手仕事の特徴をとらえた緻密なニット。伝統ニットのサンプラーとしても活用できます。

デザイン:かんのなおみ 撮影:momiji  文:つくりら編集部

丸ヨークがかわいいロピーセーター。えりまわりから裾に向かって編んでいきます。

アイスランドの伝統柄「ロビーセーター」『世界の伝統柄を編む ミニチュア ニットコレクション』より

 

ロピー/Ropi

アイスランドの伝統ニット、ロピーセーター。

アイスランドでは、羊毛を引きのばしたままの撚りのかかっていない太糸をロピーといい、この糸を使って編んだセーターのことをロピーセーターと呼んでいました。丸ヨークに編み込んだ大きな幾何学模様が魅力です。編み地はやや厚手になりますが、丸ヨーク、胴体、袖をすべて輪で編むので、はぎ合わせ部分が少なく、着やすいセーターに仕上がります。

<材料>

パピー ニュー3PLY:ウール100% の合細糸。棒針の目安は1~3号。1玉40g。
・生成り(302)4g
・水色(311)4g
・ネイビー(326)2g

・ビーズ編み針 1.3mmを4本
ドール用ボタン(直径4mm)2個
手縫い糸
縫い針

つくり方の詳細は、本書掲載の編み図と編み方のポイントをご参照ください。

Instagram:@tsukurira0714
Twitter:@tsukurira0714

【書誌情報】
『世界の伝統柄を編む ミニチュア ニットコレクション』
編者:日本文芸社『世界の伝統柄を編む ミニチュア ニットコレクション』

本格的な伝統ニットを22センチのドールサイズで紹介。
第一線で活躍するニットデザイナーが制作したフェアアイル、アラン、アーガイル、ガーンジー、ノルディック、ロピー、カウチン、シェトランドレースなどなど。ヨーロッパを中心とした世界の伝統ニットをミニチュアながらどれも忠実に再現。

ビーズ編み針を使って、中細程度の毛糸で編んでいます。小さいのに精巧、小さいからかわいい。自分用に編むのはとうに諦めた方も、編んでも着る機会がないからという方も、編む楽しみが堪能できます。
もちろん、リカちゃんやブライスなどの22センチドールに着せても、オブジェにしても楽しめます。小ものなども含めて全23点掲載。

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