更新日: 2021/11/25
4人の作家による、花をモチーフにした刺繍の作品集『彩る 装う 花刺繡』から、先月『草花と動物たちの刺繡ガーデン』を上梓された森本繭香さんの作品をご紹介します。
作品:森本繭香 撮影:大沼ショージ 文:つくりら編集部
市販のかごにカバーをつけるアイデア。カバーに赤い野花のモチーフを施せば、存在感が増し、そこにあるだけでお部屋の中が明るくなりそう。縁どりをした土台のウールの布に紐をつけるだけなので簡単です。
花の部分はリボンをぐるぐると巻きつけて縫いとめ、茎の部分などを刺繡。ところどころにビーズを散らして、華やかな印象に。
野花のかごカバー
でき上がり寸法 16×24cm
<材料>
布
表布(ウール・黒)24×16cm 1枚
裏布(フェルト・グレー)24×16cm 1枚
表布で作ったバイアステープ(両折りで1cm幅)80cm
糸
オリムパス25番刺繡糸 287、733、737、739、2015
DMC25番刺繡糸 640、935
オリムパスシャイニーリフレクター(S105、S109)
その他
グラスビーズ2mm(ゴールド、カッパ―、透明、ブルー系)
スワロフスキー ソロバン3mm(クリスタル)
チェコビーズファイヤーポリッシュ4mm(クリスタル)
グラスパール3mm(クリーム)
グラスビーズ3mm(ゴールド)
グラスビーズ3mm(透明ラスター系)
グラスビーズ3mm(ブルーラスター系)各適量
リネンテープ(幅4mm×26cm) 4本
つくり方の詳細は、本書掲載の図案と刺し方のページをご参照ください。
Instagram:@tsukurira0714
Twitter:@tsukurira0714
【書誌情報】
『彩る 装う 花刺繡』
著者:井沢りみ、salvia、マカベアリス、森本繭香4人の作家による、花をモチーフにした刺繍の作品集。シンプルナチュラル、ハンガリー刺繍、北欧風、グラデーションなど、さまざまなテイストが一冊に。刺繍の技法もバラエティに富み、基礎テクニックも紹介しています。刺繍した布をブローチやバッグに仕立てたり、既製品に刺したり。お気に入りの図案を見つけてください。
森本繭香
北海道在住。精密な動物や草花の刺繍作品を国内外の出版物に提供する刺繍作家。著書に『野の花と小さな動物の刺繍』、草花と動物たちの刺繡ガーデン』(日本文芸社刊)。共著に『彩る 装う 花刺繍』(日本文芸社)、『アルファベット刺しゅう図案集』(主婦と生活社)、『羽ばたけ!鳥刺しゅう350』(アップルミンツ)がある。海外の手芸用品を豊富に扱うWEB SHOP「cherin-cherin」も展開中。
森本さんのウェブショップ:http://chelin-chelin.shop-pro.jp/
インスタグラム:@ cherin_mayuka