更新日: 2021/08/02
パンチニードルの基本は図案通りに糸を通したニードル(針)を塗り絵感覚でプスプスと刺していくだけ。 かんたんな手仕事で、自由な感覚をたのしめる刺繍です。「laglag_(ラグラグ)」のサトウキミコさんの著書『パンチニードルのふわふわ、もこもこ、やさしいこもの』からご紹介します。
文:laglag_ サトウキミコ 撮影:寺岡みゆき、天野憲仁(日本文芸社) 文:つくりら編集部
パンチニードルのステッチ面を表にすると、スタイリッシュな印象に。フラットに仕上げたいときにおすすめです。
でき上がりサイズ 約縦10.5㎝×横12㎝
<使用糸>
DMCタペストリーウール
*糸が細めなので2本どりで刺しています。
・7329
・7157
・7927
・7870
<材料>
刺しゅう枠 18㎝
パンチニードル #14mini
ジャバクロス中目 23㎝角
フェルト 18㎝角
布用接着剤
縫い針
手縫い糸
刺しかた
ステッチ面が表側になるように刺す。
*ループ面を表側にする場合は、図案を反転してトレースする。
仕立てかた
刺しゅうの裏面にフェルトを縫いつける(本書p.54~55参照)。
つくり方の詳細は、本書掲載の作品の図案をご参照ください。
オックスフォードのパンチニードル
laglag_ のWEB サイトで購入できます。
https://laglag.thebase.in/
DMC のパンチニードル
手芸店、WEB で購入できます。
https://www.dmc.com
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『パンチニードルのふわふわ、もこもこ、やさしいこもの』
著者:laglag_ サトウキミコパンチニードルなら、糸を通した専用の針を布に刺すと小さなループができ、もこもこした刺しゅうになります。図案を写したら、針を布に対して上下にどんどん刺して動かすだけ!目数を確認したり、細かい部分を気にしたり……などと難しい作業はありません!細かい作業が苦手な人でも、短時間でかわいい作品がつくれます。
本書では一般にも入手しやすくリーズナブルな針と、より使いやすく簡単に刺しゅうができる針の2種類を紹介。糸もメインで使用するのは1種類のみにしぼっています。ベーシックなテクニックだけでなく、アレンジワザも多彩に紹介しています。
どのアイテムも、テキスタイル風のデザインとシックな色の組み合わせが魅力。シンプルな大人の装いや、落ち着いたインテリアにもぴったりのものばかりです。
laglag_サトウキミコ
2014 年フックドラグ用の針を使い、作品づくりを開始。
2017 年オックスフォード社が販売しているパンチニードルと出会ったのをきっかけに、本格的にパンチニードルの作品制作に取り組む。2019 年アメリカのオックス
フォード社と販売契約を結び、オックスフォードパンチニードルの公式販売を開始。アメリカのバーモント州にて、オックスフォード社代表エイミーオックスフォード
氏に直接指導を受ける。現在、子どもから大人向けまでのさまざまなワークショップを毎月開催しながら、百貨店やイベントなどへの出展も行う。
laglag_ のwebサイト https://laglag.thebase.in/
https://laglag-needle.com