更新日: 2021/06/16
塗り絵感覚で楽しめるパンチニードル。『パンチニードルのふわふわ、もこもこ、やさしいこもの』から基本のブローチを紹介します。
文:laglag_ サトウキミコ 撮影:寺岡みゆき、天野憲仁(日本文芸社) 文:つくりら編集部
きらめく人魚のうろこをイメージした愛らしいフォルム。表側は毛糸のループをカットして、じゅうたんのようななめらかな仕上がりに。
でき上がりサイズ 約縦4㎝×横4㎝
[紺色]
<使用糸>
DMCタペストリーウール
*糸が細めなので2本どりで刺しています。
・7297
・7582
[水色]
<使用糸>
DMCタペストリーウール
*糸が細めなので2本どりで刺しています。
・7704
・7485
<材料(2点共通)>
刺しゅう枠12㎝
パンチニードル#10mini
平織リネン17㎝角
フェルト7㎝角
布用接着剤
縫い針
手縫い糸
ブローチ金具
自分の好みに合わせて色合わせを楽しんで。
毛糸のループをカットするのは刺しゅう枠から外して裏側の処理(p.54~55参照)をしてからのほうが糸が抜けないのでおすすめです。
つくり方の詳細は、本書掲載の作品の図案をご参照ください。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『パンチニードルのふわふわ、もこもこ、やさしいこもの』
著者:laglag_ サトウキミコ
パンチニードルなら、糸を通した専用の針を布に刺すと小さなループができ、もこもこした刺しゅうになります。図案を写したら、針を布に対して上下にどんどん刺して動かすだけ!目数を確認したり、細かい部分を気にしたり……などと難しい作業はありません!細かい作業が苦手な人でも、短時間でかわいい作品がつくれます。
本書では一般にも入手しやすくリーズナブルな針と、より使いやすく簡単に刺しゅうができる針の2種類を紹介。糸もメインで使用するのは1種類のみにしぼっています。ベーシックなテクニックだけでなく、アレンジワザも多彩に紹介しています。
どのアイテムも、テキスタイル風のデザインとシックな色の組み合わせが魅力。シンプルな大人の装いや、落ち着いたインテリアにもぴったりのものばかりです。
laglag_サトウキミコ
2014 年フックドラグ用の針を使い、作品づくりを開始。
2017 年オックスフォード社が販売しているパンチニードルと出会ったのをきっかけに、本格的にパンチニードルの作品制作に取り組む。2019 年アメリカのオックス
フォード社と販売契約を結び、オックスフォードパンチニードルの公式販売を開始。アメリカのバーモント州にて、オックスフォード社代表エイミーオックスフォード
氏に直接指導を受ける。現在、子どもから大人向けまでのさまざまなワークショップを毎月開催しながら、百貨店やイベントなどへの出展も行う。
laglag_ のwebサイト https://laglag.thebase.in/
https://laglag-needle.com