更新日: 2021/05/28
表地は銘仙、裏地は縞の紬。
着物の幅のまま正方形にカットし、縫い合わせて折るだけです。口につける飾りは、お好みで。表地はハリのある着物や、帯も最適です。裏地は中肉~薄手の着物がおすすめ。
表地はさくらんぼ模様の久留米絣、裏地は浴衣を使用。
洗いやすいようどちらにも木綿の着物や浴衣の生地を。基本はクラッチバッグと同じ作り方。口のボタンをひもでくるくると巻いて留めるデザインで、底の深さを調節することができます。
でき上がりサイズ:縦18.5cm×横24cm
<材料>
クラッチバッグ
着物地(36㎝× 36㎝)2枚
接着芯(厚地用・36㎝× 36㎝)1枚
レース(1.5㎝幅)適量
マグネットボタン(18㎜)1組
好みのパーツ(ボタン、パール、ビーズなど)適量
お弁当包み
着物地(36㎝× 36㎝)2枚
接着芯(薄地用・36㎝× 36㎝)1枚
麻刺しゅう糸 1m× 2本
好みのボタン 3個
つくり方の詳細は、本書掲載の[製図と裁ち方図]、[作り方順序]をご参照ください。
着物にはさまざまな種類があります。重要なのは素材と質感。
着物の素材は、着る季節とお手入れのしやすさにかかわり、質感は、デザインや見た目、着心地を左右します。材料の着物を選ぶときは、色や柄だけでなく、素材や質感も考えましょう。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『毎日着られる着物リメイク』
著者:志水美香着物としてはもう着ないけれど、捨てるのはもったいない。
着物を何かに作り替えたい方へ、いろんなアイテムをご提案。
正絹の小紋や紬は、おしゃれ着に。洗濯できる木綿や麻、浴衣は、夏のおしゃれ着や普段着に。少しの用尺でできる、お弁当包みやマスク、エコバッグなどもご紹介しています。
眠っていた着物地が、毎日着られる服に大変身。あなたのリメイクソーイングにぜひ、お役立てください。
志水美香
文化服装学院 服飾専攻科 デザイン専攻卒業後、株式会社コムデギャルソンにパタンナーとして入社。その他のアパレル会社勤務を経て10 年で独立。屋号『晴ル屋』として、フリーランスのパタンナーを中心に活動するかたわら、オリジナル作品制作やオーダーメイドを手掛ける。オリジナルでは、天然素材の草木染めや、日本の布を使用し、心と身体に優しい手作りを心がけている。
インスタグラム @hareruya_tezukuriya
手作りネットショップ https://www.creema.jp/c/hareruya