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着物リメイク クラッチバッグとお弁当包み

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反物幅をそのままに、普段遣いの小物に仕立てるリメイクアイデアを『毎日着られる着物リメイク』から紹介します。

 

文:志水美香 撮影:ヨシダダイスケ 文:つくりら編集部

クラッチバッグ

表地は銘仙、裏地は縞の紬。

クラッチバッグ『毎日着られる着物リメイク』より

着物の幅のまま正方形にカットし、縫い合わせて折るだけです。口につける飾りは、お好みで。表地はハリのある着物や、帯も最適です。裏地は中肉~薄手の着物がおすすめ。

 

お弁当包み

表地はさくらんぼ模様の久留米絣、裏地は浴衣を使用。

お弁当包み『毎日着られる着物リメイク』より

洗いやすいようどちらにも木綿の着物や浴衣の生地を。基本はクラッチバッグと同じ作り方。口のボタンをひもでくるくると巻いて留めるデザインで、底の深さを調節することができます。

でき上がりサイズ:縦18.5cm×横24cm

<材料>
クラッチバッグ
着物地(36㎝× 36㎝)2枚
接着芯(厚地用・36㎝× 36㎝)1枚
レース(1.5㎝幅)適量
マグネットボタン(18㎜)1組
好みのパーツ(ボタン、パール、ビーズなど)適量

お弁当包み
着物地(36㎝× 36㎝)2枚
接着芯(薄地用・36㎝× 36㎝)1枚
麻刺しゅう糸 1m× 2本
好みのボタン 3個

つくり方の詳細は、本書掲載の[製図と裁ち方図]、[作り方順序]をご参照ください。

 

着物の種類

着物にはさまざまな種類があります。重要なのは素材と質感。

素材の種類『毎日着られる着物リメイク』より

着物の素材は、着る季節とお手入れのしやすさにかかわり、質感は、デザインや見た目、着心地を左右します。材料の着物を選ぶときは、色や柄だけでなく、素材や質感も考えましょう。

Instagram:@tsukurira0714

【書誌情報】
『毎日着られる着物リメイク』
著者:志水美香『毎日着られる着物リメイク』書影着物としてはもう着ないけれど、捨てるのはもったいない。
着物を何かに作り替えたい方へ、いろんなアイテムをご提案。
正絹の小紋や紬は、おしゃれ着に。洗濯できる木綿や麻、浴衣は、夏のおしゃれ着や普段着に。少しの用尺でできる、お弁当包みやマスク、エコバッグなどもご紹介しています。
眠っていた着物地が、毎日着られる服に大変身。あなたのリメイクソーイングにぜひ、お役立てください。

 

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