更新日: 2021/04/05
世界の伝統柄をドールサイズで楽しむ『世界の伝統柄を編むミニチュアニットコレクション』。それぞれの国や地域で受け継がれてきた手仕事の特徴をとらえた緻密なニット。伝統ニットのサンプラーとしても活用できます。
デザイン:風工房 撮影:momiji 文:つくりら編集部
中心の四角形をガーター編みしてから、透かし模様の縁編みを編みます。
スコットランド・シェットランド諸島の棒針編みのレース。繊細な透かし模様は複雑そうに見えますが、基本的には表目・裏目・かけ目・2目一度(または3目一度)の組み合わせでできています。
<材料>
糸
パピー ニュー3PLY:ウール100% の合細糸。棒針の目安は1~3号。1玉40g。
・生成り(302)8g
針
・4本棒針0号
でき上がり 14㎝×14㎝
つくり方の詳細は、本書掲載の編み図と編み方のポイントをご参照ください。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『世界の伝統柄を編む ミニチュア ニットコレクション』
編者:日本文芸社
本格的な伝統ニットを22センチのドールサイズで紹介。
第一線で活躍するニットデザイナーが制作したフェアアイル、アラン、アーガイル、ガーンジー、ノルディック、ロピー、カウチン、シェトランドレースなどなど。ヨーロッパを中心とした世界の伝統ニットをミニチュアながらどれも忠実に再現。
ビーズ編み針を使って、中細程度の毛糸で編んでいます。小さいのに精巧、小さいからかわいい。自分用に編むのはとうに諦めた方も、編んでも着る機会がないからという方も、編む楽しみが堪能できます。
もちろん、リカちゃんやブライスなどの22センチドールに着せても、オブジェにしても楽しめます。小ものなども含めて全23点掲載。