更新日: 2020/04/17
刺繡作家 poritorieさんの著書『小さな草花でいろどるリボン刺繡&小物たち』に掲載されている水玉の花の丸底巾着をご紹介します。生地の柄を生かしてリボン刺繡の花を咲かせましょう。
文:poritorie 植木理絵、つくりら編集部 撮影:新居明子、奥 陽子、天野憲仁(日本文芸社)
生地の柄をうまく利用して刺繡をあしらうと、無地に刺すときとは違った仕上がりが楽しめます。
ここでは水玉を花芯に見立ててみました。ウールやガーゼなど、チャコペーパーでは図案が写しにくい生地のときにも便利です。
<材料>
外袋…コットン(グレー地に白の水玉)26cm×27cmを2枚
内袋…コットン(グレー)26cm×18.5cmを2枚
底布(外布・内布)…12cm角を2枚
ひも…幅10mm片面ベロア 65 cmを2本
リボン…1540−3.5mm(136)(465)
1540−7mm(465)
糸…DMC刺繡糸25番(3864)
<この作品に使用しているステッチ>
リボンステッチ
レゼーデイジーステッチ
アウトラインステッチ
*この本ではMOKUBAのエンブロイダリーリボンを使用しています。品番(色番)はMOKUBAの商品番号です。
*この本ではDMCの刺繡糸を使用してります。品番(色番)はDMCの商品番号です。
*実物大図案を掲載しています。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『小さな草花でいろどるリボン刺繡&小物たち』
poritorie 著
シックでノスタルジックな花々を集めたリボン刺繍の本です。刺繍枠を使わず、基本の8ステッチだけで薔薇やすずらん、すみれと様々な花を表現できます。工程も写真と解説で丁寧に追いかけているから、はじめてでも簡単。誕生花ブローチなど小物のアレンジも多彩に紹介。素敵なメッセージをこめたブローチがとくにおすすめです。
poritorie 植木理絵(うえき・りえ)
アパレル会社勤務を経たのち、刺繍作家として活動を始める。現在はporitorie名義で活動中。定番のブローチや季節に合わせた小物制作をし、ショップ、ギャラリーにて展示・販売をするほか、自宅やギャラリーにてワークショップを開催。
http://poritorie.petit.cc/