更新日: 2020/02/21
明日2月22日は「猫の日」ですね。刺繡作家・森本繭香さんの著書『野の花と小さな動物の刺繡』から、愛くるしい猫のリースのサンプラーをご紹介します。
文:森本繭香・つくりら編集部 撮影:山口 明・奥 陽子
猫のサンプラーは、草原で寝転がって遊ぶ様子をモチーフに。
リース状に繋がった気ままな猫たちにほのぼの癒される作品。
黒猫、ロシアンブルー、八割れのソックス猫、おなかが白いミルクティー色の猫、
お好みの猫たちでアレンジしてください。
<材料>
布…コットン/オックスフォード・グレー
30×30cm 1枚
糸…DMC25番刺繡糸
04、09、413、500、535、581、 733、841、842、3346、3799、 3810、3865
その他…直径16.5cmの刺繡枠
でき上がり寸法…16.5×16.5cm
基本は2本取りのステッチで大まかに刺し埋めてから、1本取りのステッチで整えます。体が刺しあがったら、目などの表情をステッチして仕上げます。
<この作品で使用しているステッチの種類>
アウトラインステッチ
オルタイネイティング・ステム・ステッチ
ストレート・ステッチ
サテンステッチ
フィッシュボーン・ステッチ
フレンチ・ノット
サンプラーの図案をご自分のかわいい猫ちゃんにアレンジして、ブローチに仕上げる方法もご紹介しています。
Instagram:@tsukurira0714
【書誌情報】
『野の花と小さな動物の刺繡』
森本繭香著
草花やリス、ウサギ、小鳥などの小動物の刺繡の作品集です。違う色の糸を重ねて刺すことで、精緻な質感を再現します。今にも動き出しそうなかわいい動物たちと野の花を、ぜひ刺繍で楽しんでみてください。
森本繭香
北海道在住。海外の手芸用品を豊富に扱うWEB SHOP『cherin-cherin』を営みながら、手芸誌への作品提供を行う。フランスなど海外の出版物などにも精密な動物や草花の刺繡作品のレシピを提供し、連載も続けている。共著に『彩る 装う 花刺繍』(日本文芸社)、『アルファベット刺しゅう図案集』(主婦と生活社)、『羽ばたけ!鳥刺しゅう350』(アップルミンツ)がある。
http://chelin-chelin.shop-pro.jp/
インスタグラム:@ cherin_mayuka