新月に願い、満月に感謝する。幸運を引き寄せる「月のノート」のお話｜Favorite things 第６話（前編）

「引き寄せの法則」という言葉を耳にしたことはありますか？いいことも悪いことも、自分の思考や感情と似たものが自然と引き寄せられてくる現象のことです。

私が「引き寄せの法則」を知ったのは20代半ばの頃で、『ザ・シークレット』という本を読んだのがきっかけでした。人生に起こることはすべて自分が引き寄せている、頭の中に描いているイメージ、つまりは思考によって現実を引き寄せているということでした。あの本に出逢い、私の意識が変わっていったように思います。あれから10年以上が経ち、小さなことから大きなことまで様々なことを引き寄せてきました。

常々私が思っていることが3つあります。それは時におまじないのような役目を果たしてくれる魔法の言葉です。

・私は強力な磁石！
・私にはタイミングの神様がついている！
・どんな小さな選択もワクワクするほうを選ぶ！

人生はすべて自分次第です。こうして出逢った本や人や言葉を通して、日常の中に散りばめられているサインに気づきやすくなりました。前編では、3つのノートのお話や新月・満月の時に続けていることをお伝えしていこうと思います。

1.   願いごとを書く「月のノート」

月と太陽がぴったり重なる新月に願いごとを書き始めて10年が経ちました。3年前から満月の時にも書くようになりました。新月に願い、満月に感謝するというサイクルを繰り返しています。また月がどの星座で新月・満月を迎えるかによって適した願いごとも違うのです。

2017年の7月から使っているのが、MOLESKINEのノート。私は月星座が牡牛座なので、牡牛座のラッキーカラー、マゼンダピンクを選びました。時々、願いごとに近いイメージの写真や絵を写真のようにコラージュしたりしています。いつかイギリスに住みたいと思っているので、イギリスの写真を。

2.　なりたい自分を書く「宇宙ノート」

落ち込んだりネガティブな気持ちになったときに、なりたい自分やポジティブなことを書くためのノートです。初めてロンドンへ行ったときに、Libertyで買ったものです。ふと読み返してみると、2017年3月20日に「フリーランス」、「素晴らしい経験」と書いていました。この頃にフリーランスと書いていたことに、今驚いています。ちなみにこのノートによく書いている言葉は、「いつもありがとうございます」です。

3. 言葉を書きとめる「なんでもノート」

このノートはつい先日から書き始めたノートです。目に止まる言葉、誰かに言われた言葉、耳に入ってくる言葉、自分の中からふと湧き出る言葉を書き留めています。ここから、月森文の詩が生まれたり、Blogのネタ帳にもなっています。

まだ１か月も経っていませんが、
想う → 書く → 気づく → 行動する
という流れが日常の中に生まれるようになりました。

4.　新月と満月に願いごとを書くときのコツ

新月と満月の日は自分と向き合う日と決めています。大切なことは”願いごとを書く”ことではなく、自分の心の声を聞いたり、思いのままに過ごす時間をつくったりすることだと思っています。最近は「月になるべく近い場所で！」と思い、高層階にラウンジがあるホテルへ行って、広い空と飛行機の往来を見ながら書いています。

・新月・満月になる時間を確認する。そこから10時間以内に書く。
・視界を遮るものがない場所で書く。
・語尾に気をつける。新月の時は語尾を「～意図します」、満月の時は「～ありがとうございます」と書く。
・どの星座で新月・満月になるかで、その星座の得意分野に合わせた願いごとを書く。

5.　ムーンウォーターをつくる

ムーンウォーターは新月・満月の月の波動を入れたお水のことです。日が落ちてから日が昇るまでのあいだにミネラルウォーターを青いガラスのボトルに入れて、2時間以上月光浴させます。そのまま飲んだり、お風呂に入れたりして、月のエネルギーを体の中に取り込みます。

6.　神社にお参りする

昔の人は新月と満月の日に神社参拝をしていたそうです。そうとも知らず、ある時から思い立って近所の神社へお参りするようになりました。小さな神社ですが、パワースポットとしても有名な神社でいつ行っても人が絶えません。新月と満月は、宇宙から見ると太陽と月と地球が一直線に並んでいる状態なので、願いが届きやすいともいわれています。

7.お香を焚く

お香を焚くためのアイテムも、お気に入りで揃えています。そうすることで、準備する時間さえ私にとっては ”気分が上がる” ことです。お香から出る煙は邪気を吸い取ってくれるそうで、新月と満月の時は浄化力が一番高いフランキンセンスの香りを焚いています。

後編ではこれまでに引き寄せてきたことについてお話したいと思います。