更新日: 2018/12/29
日々、こまめに片付けていれば年末にあたふたしないで済む・・・。わかっているけどなかなかできないのが世の常。一年半前に大規模な断捨離をした晴代さんの家は、というと、なんと今でもキレイな状態が続いているそう。2018年最後のお話は、片付けの秘訣についてです。
撮影・文:中野晴代
クリスマスが過ぎたら一気にお正月モードに突入!みなさま、片付けや大掃除の準備は進んでいますでしょうか?
前回、断捨離の記事を書かせていただいたのが7月。こんまり(近藤麻理恵)さんや、やましたひでこさんの書籍を参考に、大規模な片付けをしてから1年半が経過。今も、少し散らかってしまうことはありますが、15分くらい片付ければ元の状態に戻すことができます。以前の私では考えられないことです。
▲断捨離後1年半経過。キレイな状態をキープできています!
続けられたポイントは、次の6つ。
・買いものをする前に考える
・どうしても欲しい時は収納場所を確保してから
・ダイニングテーブルの上にはものを置かない
・どんどん増えていくものを把握する
・部屋全体の写真を撮る
・モノが増えてきたら片付け本を読み返す
上記のポイントを常に意識していると、以前よりもひどく部屋に物が散乱しなくなりました。ひとつひとつポイントをチェックしていきます。
買い物をする前に、本当にそれが必要かをよく考えてから購入するようになりました。だいたい考えるということは、現時点でそこまで欲しくないものの場合が多いです。私の場合、本当に欲しいものは考えずに衝動買いしてしまいますから(笑)。とはいえ、衝動買い自体もほとんどなくなりました。
▲いつも使う器はシンプルなもの。食器はここ最近買っていません。
どうしても必要なもの、欲しいものがある時には、事前に収納場所を確保してから買うようになりました。これ、実はとても重要で、片付け本には当たり前のように書かれていますが、モノの定位置が定まっているというだけで全然違います。どんなに小さなモノでも、定位置を決めるということがとても大切です。
▲物のひとつひとつに定位置を決めておきます。
部屋に入った時に、他が多少散らかっていても、片付いていればキレイに見える場所があります。その場所とはズバリ、ダイニングテーブルです。ダイニングテーブルの上がスッキリしていると、周辺が多少ゴチャついていても、なぜか片付いているように見えてしまうから不思議です。
余談ですが、ベッドルームの場合はベッドがキレイに整えられていると、部屋全体がキレイに見えます。逆に、片付いているのにベッドが整えられていないと、ゴチャゴチャした印象を受けます。テーブルやベッドなど、面積が大きい部分の印象が部屋全体の印象を決めるのではないかと思います。
▲テーブルの上には物を置きっぱなしにしないように気をつけています。
後編では、残り3つのポイントについてお話しします。
中野晴代
グラフィックデザイナーでフォトグラファー、住宅施工会社のマーケティング・ディレクターとマルチに活躍しながらも、家庭では二児の母。類いまれなおしゃれなセンスが高感度の女性たちの心をつかみ、インスタグラムでは6.7万人のフォロワーを持つ。
インスタグラム:@haruyonakano/