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30min.creation 第11話(前編)贈り物のアイデア | ちょっと気の利いたプレゼント。それはほんのひととき、いつもと違う時間をプレゼントすること。

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クリスマスももうすぐ。今回はお手製プレゼントのお話です。

撮影&スタイリング、文:ame(amelabo)

街はもうクリスマス仕様です。今回はクリスマスプレゼントの準備について綴りたいと思います。

「毎日の生活の中でほんの少しの時間、30分ほどでできること」をテーマに、毎月いろんなものをつくってきました。連載を振り返りながら、お手製プレゼントを紹介します。

親しい間でのプレゼントというと気が張ったり、返って相手に気を遣わせることもあるので、ちょっと気の利いたおすそ分けをいくつか自分の中にストックしておくと、気持ちや思いをうまく伝えられます。

大人になると、なかなか友達に会う機会も少なくなってきます。季節ごとや、年に1回や2回にしか会えない大切なお友達が増えてきました。忙しさにかまけてしまうと、ついついその親しさに甘えてしまいます。でもこの次はいつ会えるのかな、と考えてもすぐに思い浮かばない時は、その一回一回、そのひとときをより大切にしないといけないなあと思うようになりました。

 

amelabo creation 01 包んだ紙の内側にレシピを書く

連載開始から季節が一巡して、チャイが美味しい季節になってきました。

第2話でお話ししたチャイのことを覚えていらっしゃいますか?スパイスをブレンドして瓶につめ、第10話でご紹介したお手製のラッピングペーパーで包んでみました。

メッセージは「よい年末年始をお迎えくださいね!」

包みを解いた内側に簡単なレシピを書いておくとより親切だし、ちょっと嬉しくなってもらえるのでは、と思っています。

また、私はよくお手紙の中にティーバッグを忍ばせています。お味見どうぞ、の気持ちとともに、そのお茶を飲むひと時をプレゼントしたいから。メッセージつきのお手製パッケージだとさらに喜んでいただけると思います。

 

amelabo creation02  CDにオリジナルジャケットを添える

お気に入りの音楽を贈るのもオススメです。

イベントやコンサートで、いつもとっても素敵な音楽を紹介してくれるレゾナンスミュージックさん(http://www.resonancemusic.jp)に出会い、わたしは音楽の心地よさに目覚めました。小さなレーベルからでるCDはパッケージも、歌詞カードも素敵だから、一度はCDから離れていた私も、CDを買う楽しみにまた戻ってきました。

レゾナンスさんがこの冬に、とオススメしてくれたのは、田辺玄さんの「風と音と」そして、森ゆにさんの「シューベルト歌曲集」と「祝いの歌」。どちらも、いつまでも聴いていたい心地よさで、心をやすめてくれる音楽です。

私も仕事場で、そして毎晩部屋で心地よく楽しんでします。

CDそのものをプレゼントしても喜ばれるし、自分のお気に入りのプレイリストをCDに焼いてプレゼントすることもあります。簡単でも、自分でジャケットをつくるとさらにオリジナル感が増します。

 

プレゼントするのは、いつもと違う時間

ちょっと気の利いたプレゼントってなんだろう、と考えたら、それはほんのひと時、いつもと違う時間をプレゼントすることなのかなあと思っています。自分自身が大好きなもので、贈りたい相手も喜んでくれるであろうものを想像しながら選んだり、つくったりするのは自分自身にとっても幸せな時間なので、そこからもうワクワクが始まっているのかもしれません。

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