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30min.creation 第10話(後編)包装紙をつくる|ものを包むと表情がガラッと変わる! 写真やお手紙で自分だけの包み紙をつくりましょう

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前編では手軽につくれる包装紙についてお話ししました。後編は少しだけ応用編です。

撮影&スタイリング、文:ame(amelabo)

写真を使って包装紙をつくりましょう。

小さな箱だとA4サイズでも十分でしょうから、ご自宅にプリンターがある方は好きな写真を拡大コピーしてください。プリンターをお持ちでない場合はプリントしたものを拡大コピー、もしくはコンビニのマルチコピー機を活用してスマホから直接拡大出力してください。

第4話でカードについてお話しした時にも書きましたが、光沢紙ではなく普通用紙や、ざらっとした紙に写真をプリントすると、それだけでニュアンスがでます。写真ってつるつるしているのが綺麗!と思いがちですが、脇役になるときは逆なのだなあと思います。

 

amelabo creation 01  季節を感じる写真をプリント

季節を意識して、真っ赤なリンゴがたくさん並んだ写真を印刷しました。

小さな箱をくるりと包んで、あえてリボンは使わずマットな質感の紐で結わえました。

りんごの素朴な感じと紙質とが相まってとってもかわいい箱になりました。

どんな写真を使うかは自分次第なのも楽しいし、包んだ正面にどう出てくるかも、やってみないとわからないのも面白いところです(ある程度想像はつくけれど)。思い入れたっぷりなら、送る相手との思い出の写真を使ってもいいし、さりげない感じだと包装紙の絵柄のような写真を選ぶといいと思います。

不思議なもので、紙はものを包むとその姿をガラッと変えます。意味のあるものが意味のないものへ、意味のないものが意味のあるものに変わるようで、いつもワクワクします。

 

amelabo creation 02  お手紙を包装紙にする

最近はお手紙を包装紙にするのがお気に入りです。

海外からの友達への小さなお土産は、もともとの包装紙がいまいちだったので(笑)、急遽メッセージを書いた紙を包装紙にして手渡しました。

最初は手紙だと気づかれなかったので、ちょっとしたサプライズにもなりました。父への誕生日プレゼントの靴下も、メッセージとともに。

包まれたものが素敵なのは、きっとそこに様々な手間と気持ちがこもっているからなのだと思います。中に贈り物や大切に作られた商品があって、それを包む気持ちがあって、丁寧に包まれて紐やリボンが結わえられて出来上がるのは見ていても幸せになります。

 

amelabo tips    お気に入りのものはスクラップ帳に

いただいた包装紙やパッケージでお気に入りのものは、スクラップに綴じています。

あまりにも増えすぎてしまうと、泣く泣く整理するのですが、何回いただいても取っておきたい包みや、ぼろぼろなのに捨てられなかったり。選ぶ基準はただ「素敵なデザイン」なだけではないのも面白いなあと思います。

ちょっと手を動かして、あれこれ包みながら、クリスマスや年末年始のご挨拶への贈り物やラッピングを想像して見てくださいね。

来月はクリスマスプレゼントのお話を綴る予定です。

 

 

 

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