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30min. creation 第7話(前編)アロマオイル|夏を心地よくする手づくりミスト。空気中にスプレーするだけで香りが広がり、気分も変わります。

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暑い夏は苦手というameさんが、少しでも心地よく過ごすために取り入れているのが、香り。第7話の前編はアロマオイルの手づくりミストのお話です。

撮影&スタイリング、文:ame(amelabo)

今年の梅雨は気候不順なまま、早い夏が始まりました。
各地で大雨が降り、甚大な被害が出ていて、胸が痛みます。被害に遭われた方に、少しでも早く平穏が戻ることをお祈りしています。

年々暑さを増す日本の夏。

子どもの頃はこんなに暑かったかな、と記憶を辿りますが、体温を超えるような気温にはそうそうならなかったように覚えています。

 

心地よく過ごすための香り

夏で好きなことは、洗濯物がよく乾いて気持ちがいいことと、夕暮れが長く楽しめることくらいしか思い浮かばないくらい夏が苦手なので、心地よく過ごすためにいろいろ工夫をしています。

そのひとつが香り。
朝、昼、夜とそれぞれのシチュエーションでいろんな形で取り入れています。一年を通して楽しめますが、夏は特に頼りになる存在。

アロマオイルはお持ちですか?
今回は日常で楽しめるアロマのお話を綴りたいと思います。

 

おすすめはラベンダーとティートゥリー

アロマオイルには本当にたくさんの種類があります。アロマオイルを使って石鹸をつくったり香水をつくったりしていた頃がありました。その頃はときどきスクールに通ったり、アロマテラピー検定も受けたりしていたので、とてもたくさんのオイルを揃えていました。

オイルには消費期限があるので、今は少数精鋭にしています。ラベンダーとティートゥリーがあるといろんなことに使えて便利です。アロマオイルは種類によって効能も値段が全く違います。この2つは使い勝手がいいうえに、お手軽な値段なのもおすすめの理由のひとつ。

特にラベンダーは万能薬といわれています。薬箱にひとつ、といわれているくらいです。よく知られているリラックス効果の他に、消毒効果、抗炎症効果など、たくさんの力を持っています(妊婦さんは使用を控えた方がいいことも多いので、主治医の先生にご相談ください)。それと、スイートオレンジやレモングラスなど、ご自分が好きな「いい香り」のものをあと1つ持たれると香りに幅が出ると思います。

アロマオイルはとても濃縮されたものなので、直接そのまま使うことはできません。肌に使うときはいろいろな素材と混ぜて希釈する必要があります。または水に混ぜてからアロマデュフューザーなどを使用して空中に散布するなどです。空気中にしゅしゅっとスプレーするだけで、香りが広がり、気分も変わります。

 

amelabo creation 01  香りが広がる手づくりミスト

(材料)100ml分
アロマオイル(お好みで15滴)
無水エタノール(5ml)
精製水(95ml)
スプレーボトル

作り方
まずはスプレーボトルに無水エタノールを入れます。精油はそのままでは水になじまないので、無水エタノールに精油を混ぜます。
今回はさっぱりしながらも、ほんのり明るい気持ちになるように、と思い、ラベンダー7滴/ペパーミント5滴/レモングラス3滴のブレンドにしました。
そしてそこに精製水42mlを注ぎ、撹拌してでき上がり!

簡単でしょう?
同じオイルの組み合わせでも、比率を変えるだけでぐんと香りが変わります。日持ちがあまりしないこともあり、少量つくるのがオススメです。こまめにいろいろつくってみていろんな香りの配分を試してみてください。

 

手づくりラベルでさらに愛着が増す

どんなブレンドにしたかも、手づくりのラベルにするとさらに愛着が増します。今回はアンティークのラベルを印刷しておいたものを使いました。

後編では、アロマオイルを使ったもうひとつのお楽しみ、バスソルトについてお話します。

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